福田地区・現存
観音寺
かんのんじ
観音寺(かんのんじ)は、磐田市福田にある曹洞宗の寺院で、円通山と号します。遠州三十三観音霊場の第21番札所であり、恵心僧都の作と伝わる本尊の聖観世音菩薩は、福田地方の守り本尊として崇敬されてきた秘仏です。寺伝では明応3年(1494年)開創の円通院を前身とします。
別称・関連名称円通山観音寺/円通院(旧称)
- 寺院名
- 観音寺
- 地区
- 福田
- 住所
- 静岡県磐田市福田688番地の1
- 宗派
- 曹洞宗
Basic Information
基本情報
- 寺院名
- 観音寺
- 読み方
- かんのんじ
- 地区
- 福田
- 宗派
- 曹洞宗
- ご本尊(資料上)
- 聖観世音菩薩
- ご本尊の現在の確認状況
- 公開資料で確認済み
- 住所
- 静岡県磐田市福田688番地の1
- Googleマップ
- Googleマップで開く
- 寺院公式サイト
- 未確認
- 電話番号
- 未確認(公式情報または寺院へご確認ください)
- 法要・参拝情報
- 1件の年中行事・法要情報を掲載
- 駐車場情報
- 確認中(台数・利用条件を現地または公式情報で確認中)
- アクセス・交通手段
- 確認中(最寄駅・バス停からの所要時間を調査中)
- 周辺の目印
- 確認中(周辺の目印を現地確認後に追記)
- 文化財・特記事項
- 山門と円通山扁額/観音堂と水かけ地蔵
- 最終確認日
- 2026.07.18
不明な項目は推測せず、確認中として表示しています。法要、参拝、駐車場、電話での連絡は、寺院の公式情報または寺院へ直接ご確認ください。
法要・お墓参りで故郷へ帰る方へ
法要や墓参りで帰省される方へ
法要や墓参りは、離れて暮らすご家族が故郷へ帰る大切な機会です。 もし時間があれば、実家の外観、庭木、郵便受け、仏壇、重要書類なども確認してみてください。
結論を出す必要はありません。家族で現状を共有することが大切です。
法要・供養、寺院ごとの作法や予定については、寺院の公式情報または寺院へ直接ご確認ください。
Database 01
寺院概要
- 山号
- 調査中(確認できた情報から順次更新します)
- 院号
- 調査中(確認できた情報から順次更新します)
- 寺号
- 観音寺
- 宗派
- 曹洞宗
- 本尊
- 聖観世音菩薩
- 創建
- 寺伝では明応3年(1494年)開創の円通院を前身とし、永禄2年(1559年)に円通院観音寺と改められたと伝わる
- 開山
- 調査中(確認できた情報から順次更新します)
- 開基
- 調査中(確認できた情報から順次更新します)
- 所在地
- 静岡県磐田市福田688番地の1
- 地区
- 福田
Database 02
沿革
明応3年(1494年)の円通院開創と遷座
遠州三十三観音霊場会公式サイトに掲載された縁起によれば、明応3年(1494年)、大洞院六派の一人である大暉霊曜禅師が円通院を開創しました。大洞院は周智郡森町にある曹洞宗の名刹で、その門流(六派)は遠州一円に多くの寺院を展開しており、円通院もその流れをくむ寺院でした。円通院はその後動乱に遭い、観音像を奉祀する一族とともに原野谷川を南下して当地に遷り、一堂宇を建立して円通院と称したと伝えられます。観音像とともに川を下って福田の地にたどり着いたという遷座の伝承は、この寺の観音信仰が創建当初から寺の中心にあったことを物語っています。
永禄2年(1559年)の改称開山
縁起によれば、永禄2年(1559年)に松山鶴禅師が寺号を円通院観音寺と改めて開山したと伝えられます。以来、観音さまの慈悲は「民衆の心を静め、信者の胸を絶えず流れて心の灯りとなり」、福田地方の守り本尊として崇敬されたと霊場公式サイトは記しています。家内安全・生業繁栄・大漁満足・良縁成就・厄難消滅の祈願が寄せられてきたと伝えられ、なかでも大漁満足の祈願は、遠州灘の漁とともに生きてきた福田の土地柄をよく表しています。旧地の円通院がどこにあったかなど、遷座前の沿革の詳細は郷土資料での確認が今後の課題です。
秘仏本尊と午年の開帳
本尊の聖観世音菩薩は恵心僧都(源信、平安時代中期の高僧)の作と伝えられる秘仏で、午年(12年に1度)に1週間開帳されると霊場公式サイトは案内しています。普段は厨子の扉が閉ざされた本尊を、12年に1度だけ拝むことができるこの開帳は、福田の人びとが世代を超えて観音さまとの縁を確かめてきた機会でした。恵心僧都作という伝承は美術史的な裏付けが確認されたものではありませんが、本尊への崇敬の深さを伝える寺伝として受け継がれています。直近の開帳の実績は確認できておらず、次の午年の開帳予定とあわせて寺院への確認が課題です。
参禅道場と現在の境内
曹洞宗公式ポータル「曹洞禅ナビ」には、観音寺が認可参禅道場および梅花講(曹洞宗の詠讃歌の講)を有する寺院として掲載されており、坐禅会が不定期に開かれています。霊場公式サイトの見どころ紹介には、本堂・観音堂・山門・水かけ地蔵・江戸時代の手洗い鉢が挙げられています。2026年7月18日の現地写真でも、山門と本堂、円通山の扁額、手水鉢、石仏堂を確認しました。札所として巡拝者を迎えながら、檀家の法要と坐禅の道場としての役割をあわせ持つ寺院です。
Database 03
歴代住職
調査中(確認できた情報から順次更新します)
Database 04
本尊
- 本尊名
- 聖観世音菩薩
- 宗教的意味
- 観音寺は坐禅の教えを受け継ぐ曹洞宗に属し、森町の名刹大洞院の門流(六派)に連なる由緒を伝えます。寺号のとおり観音信仰が寺の中心にあり、恵心僧都作と伝わる秘仏の本尊聖観世音菩薩は午年にのみ開帳されます。遠州三十三観音霊場第21番・磐田郡三十三観音霊場第1番の札所として、福田地方の守り本尊と仰がれてきました。
- 由来
- 調査中(確認できた情報から順次更新します)
- 安置場所
- 調査中(確認できた情報から順次更新します)
Database 05
寺宝・文化財
山門と円通山扁額
霊場公式サイトが見どころに挙げる山門は、2026年7月18日の現地写真でも確認できます。本堂には山号「円通山」の扁額が掲げられています。建立年代など建造物の来歴は今後の調査課題ですが、福田のまちなかで札所の風格を伝える境内の中心要素です。
観音堂と水かけ地蔵
遠州三十三観音霊場会公式サイトは、境内の見どころとして観音堂と水かけ地蔵を挙げています。水をかけて祈る地蔵尊は、病気平癒など身近な願いを託す民間信仰のかたちとして各地の寺院で親しまれてきたものです。観音堂の建立年代は確認できておらず、今後の調査課題です。
江戸時代の手洗い鉢
霊場公式サイトは、江戸時代の手洗い鉢を境内の見どころに挙げています。2026年7月18日の現地写真でも手水鉢を確認しました。年紀の刻銘の判読は今後の課題ですが、江戸期からこの寺に参る人びとが手を清めてきた歴史を伝える石造物です。
Database 06
年中法要
- 本尊聖観世音菩薩の御開帳午年に1週間
秘仏の本尊が午年(12年に1度)に開帳されると遠州三十三観音霊場会公式サイトに記載。直近・次回の開帳時期は寺院へ要確認
- 坐禅会不定期
曹洞禅ナビに認可参禅道場として不定期開催の記載。開催状況は寺院へ要確認
Database 07
墓地情報
調査中(確認できた情報から順次更新します)
一般墓・永代供養墓・納骨堂・樹木葬・合祀墓の有無、檀家条件・宗派条件は、寺院の公式情報または寺院へ直接ご確認ください。
Database 08
檀家地域
調査中(確認できた情報から順次更新します)
Database 09
地域との関係
観音寺のある福田は、遠州灘に面した旧福田町の中心集落です。御詠歌に「いそうつなみの おとたかく」と詠まれたとおり、この寺の観音信仰は海とともにあります。縁起に伝わる祈願の筆頭格に「大漁満足」が挙げられているのは、福田漁港のしらす漁をはじめとする漁業のまちの信仰を映したものです。福田漁港では2隻の船で網を曳く船曳網漁法によるしらす漁が盛んで、水揚げの大部分をしらすが占めています。
福田はまた織物のまちでもあり、磐田市(福田)を含む天龍社産地は別珍・コーデュロイの国内生産の95%を占める産地とされています。『日本歴史地名大系』によれば、旧福田町域は太田川の舟運により16世紀には物資の集散地として栄えた土地であり、観音寺が円通院として当地に遷ったと伝わる時期とも重なります。漁と機織りに生きた福田の人びとにとって、まちの中核に祀られた観音さまは、家内安全と生業繁栄を託す身近な存在であり続けてきました。磐田郡三十三観音霊場の第1番として巡礼の出発点を担うことも、福田の観音信仰の厚みを示しています。
Database 11
出典・更新記録
- 行政・公的資料静岡県知事所轄宗教法人名簿(令和5年3月31日現在)
磐田市内の宗教法人として掲載。参照行: L9326
- 宗派公式資料観音寺(磐田市福田・21番札所)| 遠州三十三観音霊場めぐり
霊場公式サイト本文で山号(円通山)、第21番札所、御詠歌、本尊(聖観世音菩薩・恵心僧都作と伝承・秘仏で午年開帳)、縁起(明応3年円通院開創→遷座→永禄2年改称開山)、見どころ(本堂・観音堂・山門・水かけ地蔵・江戸時代の手洗い鉢)を確認。
- 宗派公式資料観音寺 - 曹洞禅ナビ(曹洞宗公式 寺院ポータルサイト)
曹洞宗公式ポータルで所在地(磐田市福田688-1)、坐禅会不定期開催、認可参禅道場・梅花講の設置を確認。
- 民間二次情報卍観音寺|静岡県磐田市 - 八百万の神
宗派=曹洞宗、所在地=磐田市福田688-1を確認。
- 寺院公式情報遠州三十三観音霊場めぐり 観音寺(21番札所)
円通山観音寺(福田688-1)のご本尊が聖観世音菩薩(恵心僧都作と伝わる秘仏・午年に1週間開帳)であることを公式ページ本文で確認。
- 民間二次情報ニッポンの霊場 磐田郡三十三観音霊場
第1番=円通山観音寺(福田688)を確認。
- 民間二次情報観音寺(磐田市福田・21番札所) - 遠州三十三観音霊場めぐり
霊場会公式サイト。縁起・本尊・所在地・電話・FAX・アクセスを確認。
- 行政・公的資料指定避難所一覧 福田地区|磐田市公式ウェブサイト
福田地区の指定避難所5施設に観音寺は含まれないことを確認。
最終更新日 2026.07.19
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保存済み写真
01
この寺院について
観音寺は磐田市福田688番地の1、旧福田町の中心部に所在する曹洞宗の寺院です。山号は円通山で、旧称を円通院と伝えます。遠州三十三観音霊場会の公式サイトは、当寺を「仏説八福田に因縁深き福田町の中核に位置して奉祀されている」と紹介しており、福田という地名と観音信仰を結び付ける寺として位置づけられています。
本尊の聖観世音菩薩は恵心僧都の作と伝えられる秘仏で、午年に1週間開帳されると霊場公式サイトは案内しています。遠州三十三観音霊場の第21番札所であると同時に、磐田郡三十三観音霊場では第1番札所とされ、旧磐田郡域の観音巡礼の出発点にあたります。御詠歌は「ふくしまや いそうつなみの おとたかく ふかきぐぜいの うみとしるらん」と定められ、遠州灘の磯を打つ波の音に観音の深い誓いを重ねています。
曹洞宗公式の寺院ポータル「曹洞禅ナビ」には、認可参禅道場と梅花講を有する寺院として掲載され、坐禅会が不定期で開かれています。2026年7月18日の現地写真では、山門、本堂正面、寺号標、円通山扁額、手水鉢、石仏堂、複数の現地説明板を確認しています。
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歴史と背景
明応3年(1494年)の円通院開創と遷座
遠州三十三観音霊場会公式サイトに掲載された縁起によれば、明応3年(1494年)、大洞院六派の一人である大暉霊曜禅師が円通院を開創しました。大洞院は周智郡森町にある曹洞宗の名刹で、その門流(六派)は遠州一円に多くの寺院を展開しており、円通院もその流れをくむ寺院でした。円通院はその後動乱に遭い、観音像を奉祀する一族とともに原野谷川を南下して当地に遷り、一堂宇を建立して円通院と称したと伝えられます。観音像とともに川を下って福田の地にたどり着いたという遷座の伝承は、この寺の観音信仰が創建当初から寺の中心にあったことを物語っています。
永禄2年(1559年)の改称開山
縁起によれば、永禄2年(1559年)に松山鶴禅師が寺号を円通院観音寺と改めて開山したと伝えられます。以来、観音さまの慈悲は「民衆の心を静め、信者の胸を絶えず流れて心の灯りとなり」、福田地方の守り本尊として崇敬されたと霊場公式サイトは記しています。家内安全・生業繁栄・大漁満足・良縁成就・厄難消滅の祈願が寄せられてきたと伝えられ、なかでも大漁満足の祈願は、遠州灘の漁とともに生きてきた福田の土地柄をよく表しています。旧地の円通院がどこにあったかなど、遷座前の沿革の詳細は郷土資料での確認が今後の課題です。
秘仏本尊と午年の開帳
本尊の聖観世音菩薩は恵心僧都(源信、平安時代中期の高僧)の作と伝えられる秘仏で、午年(12年に1度)に1週間開帳されると霊場公式サイトは案内しています。普段は厨子の扉が閉ざされた本尊を、12年に1度だけ拝むことができるこの開帳は、福田の人びとが世代を超えて観音さまとの縁を確かめてきた機会でした。恵心僧都作という伝承は美術史的な裏付けが確認されたものではありませんが、本尊への崇敬の深さを伝える寺伝として受け継がれています。直近の開帳の実績は確認できておらず、次の午年の開帳予定とあわせて寺院への確認が課題です。
参禅道場と現在の境内
曹洞宗公式ポータル「曹洞禅ナビ」には、観音寺が認可参禅道場および梅花講(曹洞宗の詠讃歌の講)を有する寺院として掲載されており、坐禅会が不定期に開かれています。霊場公式サイトの見どころ紹介には、本堂・観音堂・山門・水かけ地蔵・江戸時代の手洗い鉢が挙げられています。2026年7月18日の現地写真でも、山門と本堂、円通山の扁額、手水鉢、石仏堂を確認しました。札所として巡拝者を迎えながら、檀家の法要と坐禅の道場としての役割をあわせ持つ寺院です。
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文化財・見どころ
山門と円通山扁額
霊場公式サイトが見どころに挙げる山門は、2026年7月18日の現地写真でも確認できます。本堂には山号「円通山」の扁額が掲げられています。建立年代など建造物の来歴は今後の調査課題ですが、福田のまちなかで札所の風格を伝える境内の中心要素です。
観音堂と水かけ地蔵
遠州三十三観音霊場会公式サイトは、境内の見どころとして観音堂と水かけ地蔵を挙げています。水をかけて祈る地蔵尊は、病気平癒など身近な願いを託す民間信仰のかたちとして各地の寺院で親しまれてきたものです。観音堂の建立年代は確認できておらず、今後の調査課題です。
江戸時代の手洗い鉢
霊場公式サイトは、江戸時代の手洗い鉢を境内の見どころに挙げています。2026年7月18日の現地写真でも手水鉢を確認しました。年紀の刻銘の判読は今後の課題ですが、江戸期からこの寺に参る人びとが手を清めてきた歴史を伝える石造物です。
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宗派と本尊を知る
観音寺は坐禅の教えを受け継ぐ曹洞宗に属し、森町の名刹大洞院の門流(六派)に連なる由緒を伝えます。寺号のとおり観音信仰が寺の中心にあり、恵心僧都作と伝わる秘仏の本尊聖観世音菩薩は午年にのみ開帳されます。遠州三十三観音霊場第21番・磐田郡三十三観音霊場第1番の札所として、福田地方の守り本尊と仰がれてきました。
曹洞宗とは
曹洞宗は、鎌倉時代に道元禅師(1200年〜1253年)が宋(中国)から正伝の仏法を伝え、瑩山禅師が全国へ広めた禅宗の一派です。両禅師を「両祖」と仰ぎ、ご本尊は釈迦牟尼仏です。道元禅師は寛元2年(1244年)に越前(現在の福井県)に永平寺を開き、瑩山禅師の系統からは總持寺(現在は横浜市鶴見区)が興りました。この2か寺を両大本山とし、全国におよそ1万4千か寺を数える大教団です。
教えの中心は「只管打坐」、ただひたすらに坐ることです。坐禅は悟りを得るための手段ではなく、坐る姿そのものが仏のすがたであると説き、掃除や食事といった日々の行いのすべてを修行と捉えます。道元禅師の主著「正法眼蔵」には、その思想が深く説かれています。
檀家の法要では「修証義」や「般若心経」の読誦が親しまれ、葬儀は故人に戒を授けて仏弟子として送る作法に特色があり、戒名にも仏弟子としての意味が込められています。菩提寺で坐禅会や写経会が開かれることも多く、暮らしの中で教えに触れやすい宗派です。
観音菩薩という仏さま
観音菩薩は、正式には観世音菩薩といい、世の人びとの苦しみの声を観じて、ただちに救いに赴くとされる菩薩です。『法華経』の観世音菩薩普門品(観音経)には、相手に応じて33の姿に身を変えて救うと説かれています。その姿は、老人や子ども、僧侶や天女など、救う相手に最もふさわしいものへと臨機応変に変わるとされ、この教えから観音さまは古くから最も広く信仰を集めてきました。
基本の姿である聖観音のほか、あらゆる方向に顔を向けて見守る十一面観音、千の手と眼で漏れなく救いの手を差し伸べる千手観音、憤怒の形相をとる馬頭観音など、多彩な変化観音が生み出され、それぞれの姿で人びとのさまざまな願いに応えてきました。
病気平癒や家内安全など現世のご利益を願う信仰に加え、観音霊場を順に巡る三十三所の巡礼も各地で育まれてきました。地域の観音堂や観音講を通じて、身近な悩みを聞き届けてくださる仏さまとして、今も厚く親しまれています。
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地域とのつながり
観音寺のある福田は、遠州灘に面した旧福田町の中心集落です。御詠歌に「いそうつなみの おとたかく」と詠まれたとおり、この寺の観音信仰は海とともにあります。縁起に伝わる祈願の筆頭格に「大漁満足」が挙げられているのは、福田漁港のしらす漁をはじめとする漁業のまちの信仰を映したものです。福田漁港では2隻の船で網を曳く船曳網漁法によるしらす漁が盛んで、水揚げの大部分をしらすが占めています。
福田はまた織物のまちでもあり、磐田市(福田)を含む天龍社産地は別珍・コーデュロイの国内生産の95%を占める産地とされています。『日本歴史地名大系』によれば、旧福田町域は太田川の舟運により16世紀には物資の集散地として栄えた土地であり、観音寺が円通院として当地に遷ったと伝わる時期とも重なります。漁と機織りに生きた福田の人びとにとって、まちの中核に祀られた観音さまは、家内安全と生業繁栄を託す身近な存在であり続けてきました。磐田郡三十三観音霊場の第1番として巡礼の出発点を担うことも、福田の観音信仰の厚みを示しています。
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年中行事・参拝の手引き
年中行事・法要
- 本尊聖観世音菩薩の御開帳(午年に1週間)
秘仏の本尊が午年(12年に1度)に開帳されると遠州三十三観音霊場会公式サイトに記載。直近・次回の開帳時期は寺院へ要確認
- 坐禅会(不定期)
曹洞禅ナビに認可参禅道場として不定期開催の記載。開催状況は寺院へ要確認
参拝・法要で訪れる方へ
遠州三十三観音霊場・磐田郡三十三観音霊場の札所参りで訪れる場合も、法要中は檀家の供養が優先されます。境内では静粛にお参りください。
年中行事や法要・供養の受付については、公開資料で確認できる情報が限られるため、寺院へ直接確認してください。
- 施餓鬼会・彼岸会等の年中行事の時期・檀家参列可否
- 梅花講(曹洞宗の詠讃歌の講)の現在の活動状況と檀家の参加方法
- 護持会・世話人会等の檀家組織の有無
- 墓地・永代供養の受付状況
- 法事参列者向け駐車場の有無
行事の日程・受付は年により変わることがあります。最新の情報は寺院の公式情報または寺院へ直接ご確認ください。
07
よくある質問
- 観音寺の山号と旧称は?
-
山号は円通山です。寺伝では明応3年(1494年)開創の円通院を前身とし、永禄2年(1559年)に円通院観音寺と改められたと伝わります。
本文「この寺院について」を読む - 宗派と本尊は?
-
曹洞宗で、本尊は聖観世音菩薩です。恵心僧都の作と伝えられる秘仏で、午年に1週間開帳されると霊場公式サイトは案内しています。
本文「宗派と本尊」を読む - どの霊場の札所ですか?
-
遠州三十三観音霊場の第21番札所であり、磐田郡三十三観音霊場では第1番札所です。御詠歌は「ふくしまや いそうつなみの おとたかく ふかきぐぜいの うみとしるらん」です。
本文「宗派と本尊」を読む - いつ誰が開いたお寺ですか?
-
縁起によれば、明応3年(1494年)に大洞院六派の一人・大暉霊曜禅師が開創した円通院が前身で、動乱により観音像とともに原野谷川を南下して当地に遷り、永禄2年(1559年)に松山鶴禅師が観音寺と改めて開山したと伝わります。
本文「歴史と背景」を読む - 坐禅会はありますか?
-
曹洞宗公式ポータルに認可参禅道場として掲載されており、坐禅会が不定期で開かれています。開催状況は寺院へ直接確認してください。
本文「年中行事・参拝の手引き」を読む - 境内の見どころは?
-
霊場公式サイトは本堂・観音堂・山門・水かけ地蔵・江戸時代の手洗い鉢を挙げています。現地写真でも山門・円通山扁額・手水鉢・石仏堂を確認しています。
本文「文化財・見どころ」を読む - どんな祈願が寄せられてきましたか?
-
縁起には家内安全・生業繁栄・大漁満足・良縁成就・厄難消滅が挙げられています。大漁満足の祈願は、しらす漁で知られる福田の漁業のまちらしい信仰です。
本文「地域とのつながり」を読む - 御開帳はいつ行われますか?
-
霊場公式サイトによれば、秘仏の本尊聖観世音菩薩は午年(12年に1度)に1週間開帳されます。直近の開帳実績と次回の予定は確認できていないため、参拝を検討する際は寺院へ直接確認してください。
本文「年中行事・参拝の手引き」を読む
08
写真で見る境内
09
出典・参考資料
- 行政・公的資料 静岡県知事所轄宗教法人名簿(令和5年3月31日現在)
磐田市内の宗教法人として掲載。参照行: L9326。県サイト改編により2026年5月時点のアーカイブ版を参照
- 宗派公式資料 観音寺(磐田市福田・21番札所)| 遠州三十三観音霊場めぐり
2026年7月19日に本文を再取得し、山号(円通山)、第21番札所、御詠歌、本尊(聖観世音菩薩・恵心僧都作と伝承・秘仏で午年に1週間開帳)、縁起(明応3年円通院開創・大暉霊曜禅師・原野谷川南下遷座・永禄2年松山鶴禅師改称開山)、祈願(家内安全・生業繁栄・大漁満足・良縁成就・厄難消滅)、見どころ(本堂・観音堂・山門・水かけ地蔵・江戸時代の手洗い鉢)を確認
- 宗派公式資料 観音寺 - 曹洞禅ナビ(曹洞宗公式 寺院ポータルサイト)
所在地(磐田市福田688-1)、坐禅会不定期開催、認可参禅道場・梅花講の設置を確認(既存出典を引き継ぎ。2026年7月19日時点でサイト接続不可のため再確認は未了)
- 民間二次情報 卍観音寺|静岡県磐田市 - 八百万の神
宗派=曹洞宗、所在地=磐田市福田688-1を確認(既存出典を引き継ぎ)
- 民間二次情報 ニッポンの霊場 磐田郡三十三観音霊場
第1番=円通山観音寺(福田688)を確認(既存出典を引き継ぎ)
- 行政・公的資料 指定避難所一覧 福田地区|磐田市公式ウェブサイト
福田地区の指定避難所5施設に観音寺は含まれないことを確認(既存出典を引き継ぎ)
- 行政・公的資料 シラス|磐田市公式ウェブサイト
福田漁港の船曳網漁法によるしらす漁と、水揚げの大部分をしらすが占めることを確認(地区の文脈として使用)
- 郷土資料 『日本歴史地名大系』福田町の項(コトバンク)
旧福田町域の地理(太田川・今之浦川・僧川)と、16世紀に舟運による物資の集散地として栄えたことを確認(地区の文脈として使用)
- 民間二次情報 コーデュロイ・別珍の静岡・天龍社産地|繊研新聞
磐田市(福田)を含む天龍社産地が別珍・コーデュロイの国内生産の95%を占めることを確認(地区の文脈として使用)
For Families
このお寺が菩提寺のご家族へ
菩提寺の名前や場所が確認できたら、それだけで終わりではありません。
法要やお墓について、家族の中で誰が情報を持っているのかも確認しておくと、将来困ることが少なくなります。親が元気なうちに、次のことを家族で確認しておくことをおすすめします。
- お墓の場所
- 墓地の区画
- 次回の法要
- 仏壇の場所
- 位牌の有無
- お寺からの連絡を受ける人
- お寺の連絡先
- 墓や仏壇を将来誰が引き継ぐか
- 実家の名義
- 実家を今後誰が管理するか
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