南部地区・現存

金台寺

きんだいじ

ページ充実度 標準 最終確認 2026.07.19

金台寺(きんだいじ)は、静岡県磐田市天竜110番地に所在する時宗の現存する寺院です。金台寺は磐田市天竜にある時宗(遊行派)の寺院で、遠江四十九薬師霊場の第3番札所です。『静岡県磐田郡誌』(1921年)によれば見付の時宗寺院・省光寺の末寺で、本尊は阿弥陀如来、同誌の一覧表は文明4年(1472年)9月の創立、開山を連阿と記します。

別称・関連名称嶺松山金台寺/金臺寺/こんたいじ

寺院名
金台寺
地区
南部
住所
静岡県磐田市天竜110番地
宗派
時宗

Basic Information

基本情報

ATAWI TEMPLEは各寺院の公式サイトではありません。
寺院名
金台寺
読み方
きんだいじ
地区
南部
宗派
時宗
ご本尊(資料上)
阿弥陀如来(『静岡県磐田郡誌』による。遠江四十九薬師霊場の札所尊は薬師如来です)
ご本尊の現在の確認状況
公開資料で確認済み
住所
静岡県磐田市天竜110番地
Googleマップ
Googleマップで開く
寺院公式サイト
未確認
電話番号
未確認(公式情報または寺院へご確認ください)
法要・参拝情報
未確認(寺院へご確認ください)
駐車場情報
確認中(台数・利用条件を現地または公式情報で確認中)
アクセス・交通手段
確認中(最寄駅・バス停からの所要時間を調査中)
周辺の目印
確認中(周辺の目印を現地確認後に追記)
文化財・特記事項
金台寺の境内・寺号標
最終確認日
2026.07.11

不明な項目は推測せず、確認中として表示しています。法要、参拝、駐車場、電話での連絡は、寺院の公式情報または寺院へ直接ご確認ください。

法要・お墓参りで故郷へ帰る方へ

法要や墓参りで帰省される方へ

法要や墓参りは、離れて暮らすご家族が故郷へ帰る大切な機会です。 もし時間があれば、実家の外観、庭木、郵便受け、仏壇、重要書類なども確認してみてください。

結論を出す必要はありません。家族で現状を共有することが大切です。

法要・供養、寺院ごとの作法や予定については、寺院の公式情報または寺院へ直接ご確認ください。

金台寺の本堂正面
現地写真・本堂・堂宇
金台寺の参道入口と本堂
入口・石標
金台寺境内の石仏群
石造物・手水
遠江四十九薬師霊場第三番札所金台寺の案内板
説明板・案内板
金台寺本堂正面の引き戸と扁額
本堂・堂宇
金台寺の本堂前境内
境内全景
宗派時宗
創建・年代文明4年(1472年)9月(『静岡県磐田郡誌』時宗寺院一覧表による。開山は連阿)
本尊阿弥陀如来(『静岡県磐田郡誌』による。遠江四十九薬師霊場の札所尊は薬師如来です)
墓地調査中
文化財・史跡調査中
所在地南部・磐田市

Database 01

寺院概要

山号
調査中(確認できた情報から順次更新します)
院号
調査中(確認できた情報から順次更新します)
寺号
金台寺
宗派
時宗
本尊
阿弥陀如来(『静岡県磐田郡誌』による。遠江四十九薬師霊場の札所尊は薬師如来です)
創建
文明4年(1472年)9月(『静岡県磐田郡誌』時宗寺院一覧表による。開山は連阿)
開山
調査中(確認できた情報から順次更新します)
開基
調査中(確認できた情報から順次更新します)
所在地
静岡県磐田市天竜110番地
地区
南部

Database 02

沿革

遠江四十九薬師霊場の札所として

巡礼霊場を集成した民間資料「遠江四十九薬師霊場」の札所一覧には、第3番として時宗・金台寺(磐田市天竜)が掲載されています。同霊場は享保年間の御詠歌が現存する江戸時代中期以前に遡るとされ、昭和52年(1977年)に霊場奉賛会が発足した、浜松市・磐田市・袋井市に札所が点在する薬師霊場です。同資料の備考には金台寺が「省光寺の管理」と記されています。『静岡県磐田郡誌』が記す本尊は阿弥陀如来であり、薬師霊場の札所尊としての薬師如来との関係(薬師堂の有無など)は現地確認を要します。

『静岡県磐田郡誌』にみる由緒

『静岡県磐田郡誌』(1921年)の時宗寺院の由緒には、金台寺(金臺寺)は天龍村天龍字蛭子森に在り、遊行派で見付町省光寺の末寺であり、本尊は阿弥陀如来であることが記されています。同誌の時宗寺院一覧表では山号を嶺松山(本寺の省光寺と同じ山号)と記し、創立は文明4年(1472年)9月、開山は連阿、1921年当時の境内地は474坪、檀徒18戸で、住職欄は空欄となっています。大正期にはすでに独立の住職を置かず省光寺の兼帯下にあったことがうかがえ、現在の「省光寺の管理」がこの時期まで遡って確認できます。時宗は鎌倉時代に一遍上人が開いた宗派で、磐田市内には金台寺のほか省光寺(見付)・西光寺(見付)などの時宗寺院があります。なお旧字名の蛭子森には、天竜川の渡船にゆかりを伝える諏訪神社が鎮座しており、金台寺はその近隣に位置します。

境内の閻魔像と奪衣婆像

磐田市観光協会の寺社散策マップ「磐田 中泉ありがた歩記」は、金台寺を無住の寺と紹介し、境内に閻魔と奪衣婆の石像があることを記しています。同マップでは磐田駅の南西、諏訪神社の近くに位置が示されており、『静岡県磐田郡誌』の記す旧地名「天龍字蛭子森」(諏訪神社と同じ字)と符合します。

公開資料の限界と確認順序

金台寺のように公開情報が限られる寺院では、県の宗教法人名簿、宗派公式名簿、郷土資料、現地の寺号標・碑文、寺院関係者の聞き取りの順に確認する必要があります。本文では、資料で確認できる事実だけを採用し、確認できない事項は「これから調べること」として残します。

Database 03

歴代住職

調査中(確認できた情報から順次更新します)

Database 04

本尊

本尊名
阿弥陀如来(『静岡県磐田郡誌』による。遠江四十九薬師霊場の札所尊は薬師如来です)
宗教的意味
金台寺は時宗として記録されます。本尊については「阿弥陀如来(『静岡県磐田郡誌』による。遠江四十九薬師霊場の札所尊は薬師如来です)」と記録されています。宗派や本尊は、葬儀・年回法要の作法、日々のお勤め、寺に伝わる行事を理解するための基本情報です。ただし古い郷土資料に記される本尊と現在の安置状況が一致するかは、寺院公式または現地で確認する必要があります。
由来
調査中(確認できた情報から順次更新します)
安置場所
調査中(確認できた情報から順次更新します)

Database 05

寺宝・文化財

現地確認資料

金台寺の境内・寺号標

2026-07-19までの現地写真整理で、金台寺の境内や寺号標など、所在地を確認するための資料が登録されています。建物の年代、石造物の銘文、指定文化財の有無は、今後の現地確認と公的台帳の照合が必要です。

Database 06

年中法要

調査中(確認できた情報から順次更新します)

Database 07

墓地情報

調査中(確認できた情報から順次更新します)

一般墓・永代供養墓・納骨堂・樹木葬・合祀墓の有無、檀家条件・宗派条件は、寺院の公式情報または寺院へ直接ご確認ください。

Database 08

檀家地域

調査中(確認できた情報から順次更新します)

Database 09

地域との関係

金台寺の所在地である南部は、寺院の由緒を読むうえで欠かせない地域文脈を持っています。南部地区は、天竜川、原野谷川、旧村の水田地帯と集落が広がる地域です。寺院は二之宮、天竜、上大之郷、草崎、小島などに分布し、遠江四十九薬師霊場、旧村の地蔵堂、平重盛伝承など、地区ごとの信仰と歴史を反映しています。この整理では、金台寺を南部地区として扱うなど所在地に基づく分類を明確にし、古い地区表示が戻らないようデータ検証とあわせて整理します。

金台寺は、静岡県磐田市天竜110番地という現在の住所で整理されていますが、郷土資料では旧村名や字名で記録されることがあります。寺の歴史をたどる際には、現在の住所表示、明治期以降の町村合併、江戸期の村名、寺院本末関係を重ねて確認することが大切です。

今後は、創建年代・開基・沿革の確認(公開Web情報では確認できず。時宗宗務所の寺院名簿や磐田市誌の確認が必要)、山号の確認(霊場資料には「嶺松山」とあるが、これは管理寺院である見付の省光寺の山号と同一表記のため、金台寺自体の山号かどうか要検証)、本尊の確認(霊場資料の本尊欄は阿弥陀如来だが民間資料単独のため断定不可。札所本尊の薬師如来との関係も含め要確認)、磐田市指定文化財(書跡)「伝一遍上人六字名号」(所在地・見付)と市内時宗寺院(金台寺・省光寺・西光寺)との関係を確認することで、檀家・地域の記憶として残すべき事項をさらに補えます。公開資料で確認できない事柄は、伝承としても断定せず、現地や郷土資料で裏取りしてから反映します。

金台寺については、寺名・所在地・宗派のように名簿で確定できる事項と、創建・本尊・年中行事のように現地確認が必要な事項を分けて記録します。情報が少ない寺院ほど、未確認事項を空欄にせず、今後の確認先を明示することが檀家・地域の記憶を守るために重要です。

南部地区の寺院は、行政区分の変更によって古い資料と現在の住所が一致しないことがあります。旧村名・字名・本寺末寺の関係を照合することで、寺院が地域のどの集落と結び付いてきたのかを読み解けます。

金台寺(きんだいじ)の記述は、複数の資料を役割ごとに分けて確認しています。静岡県知事所轄宗教法人名簿(令和5年3月31日現在)では磐田市内の宗教法人として掲載。参照行: L9073(県サイト改編により2026年5月時点のアーカイブ版を参照)。日本各地の巡礼・巡拝霊場の紹介「遠江四十九薬師霊場」では第3番札所「嶺松山 金台寺(時宗・磐田市天竜)」、備考「省光寺の管理」、霊場の開創(享保10年の御詠歌現存・昭和52年奉賛会発足)を本文で確認。磐田市公式ウェブサイト「市指定文化財」では書跡「伝一遍上人六字名号」(所在地・見付)が市指定文化財であることを確認。ただし所蔵寺院名は一覧に記載がなく、金台寺との関係は未確認。『静岡県磐田郡誌』(静岡県磐田郡教育会編、1921年)472コマ・423コマでは国立国会図書館デジタルコレクション。由緒(472コマ)に遊行派・省光寺末・本尊阿弥陀如来・旧地名天龍字蛭子森、一覧表(423コマ)に山号嶺松山・文明4年9月創立・開山連阿・境内474坪・住職欄空欄。磐田市観光協会「磐田 中泉ありがた歩記」(寺社散策マップ)では金台寺を無住の寺と紹介し、境内の閻魔・奪衣婆の石像に言及。地図上の位置は諏訪神社近隣。こうした資料を重ねることで、寺院の所在地・宗派・由緒・地域文脈を一つの断定にまとめず、確認できる範囲と未確認の範囲を分けて読むことができます。

Database 11

出典・更新記録

  1. 行政・公的資料静岡県知事所轄宗教法人名簿(令和5年3月31日現在)

    磐田市内の宗教法人として掲載。参照行: L9073

  2. 民間二次情報日本各地の巡礼・巡拝霊場の紹介「遠江四十九薬師霊場」

    第3番札所「嶺松山 金台寺(時宗・磐田市天竜)」、備考「省光寺の管理」、霊場の開創(享保10年の御詠歌現存・昭和52年奉賛会発足)を本文で確認

  3. 行政・公的資料磐田市公式ウェブサイト「市指定文化財」

    書跡「伝一遍上人六字名号」(所在地・見付)が市指定文化財であることを確認。ただし所蔵寺院名は一覧に記載がなく、金台寺との関係は未確認

  4. 郷土資料『静岡県磐田郡誌』(静岡県磐田郡教育会編、1921年)472コマ・423コマ

    国立国会図書館デジタルコレクション。由緒(472コマ)に遊行派・省光寺末・本尊阿弥陀如来・旧地名天龍字蛭子森、一覧表(423コマ)に山号嶺松山・文明4年9月創立・開山連阿・境内474坪・住職欄空欄

  5. 地域資料磐田市観光協会「磐田 中泉ありがた歩記」(寺社散策マップ)

    金台寺を無住の寺と紹介し、境内の閻魔・奪衣婆の石像に言及。地図上の位置は諏訪神社近隣

  6. 宗派公式資料時宗公式ページ 時宗寺院一覧(時宗宗務所)

    一覧掲載のみ。第17教区に「金台寺(コンタイジ)〒438-0075 静岡県磐田市天竜110」として掲載。由緒・本尊・行事の記載はない。読み仮名が公式では「こんたいじ」である点に注意。

最終更新日 2026.07.19

01

この寺院について

金台寺は南部地区の時宗です。所在地は静岡県磐田市天竜110番地。別称・山号として嶺松山金台寺、金臺寺、こんたいじが記録されています。宗教法人名簿上の所在地と寺院データの所在地を照合し、現存寺院として扱います。

金台寺は磐田市天竜にある時宗(遊行派)の寺院で、遠江四十九薬師霊場の第3番札所です。『静岡県磐田郡誌』(1921年)によれば見付の時宗寺院・省光寺の末寺で、本尊は阿弥陀如来、同誌の一覧表は文明4年(1472年)9月の創立、開山を連阿と記します。現在は無住で省光寺が管理し、境内には閻魔と奪衣婆の石像があります。創建・草創については、文明4年(1472年)9月(『静岡県磐田郡誌』時宗寺院一覧表による。開山は連阿)と整理されています。

調査状況は「現地写真あり」です。本ページでは、出典で確認できる事実、寺伝として扱うべき伝承、未確認の論点を分け、檀家・地域の記憶をたどるための入口として整理します。

02

歴史と背景

遠江四十九薬師霊場の札所として

巡礼霊場を集成した民間資料「遠江四十九薬師霊場」の札所一覧には、第3番として時宗・金台寺(磐田市天竜)が掲載されています。同霊場は享保年間の御詠歌が現存する江戸時代中期以前に遡るとされ、昭和52年(1977年)に霊場奉賛会が発足した、浜松市・磐田市・袋井市に札所が点在する薬師霊場です。同資料の備考には金台寺が「省光寺の管理」と記されています。『静岡県磐田郡誌』が記す本尊は阿弥陀如来であり、薬師霊場の札所尊としての薬師如来との関係(薬師堂の有無など)は現地確認を要します。

『静岡県磐田郡誌』にみる由緒

『静岡県磐田郡誌』(1921年)の時宗寺院の由緒には、金台寺(金臺寺)は天龍村天龍字蛭子森に在り、遊行派で見付町省光寺の末寺であり、本尊は阿弥陀如来であることが記されています。同誌の時宗寺院一覧表では山号を嶺松山(本寺の省光寺と同じ山号)と記し、創立は文明4年(1472年)9月、開山は連阿、1921年当時の境内地は474坪、檀徒18戸で、住職欄は空欄となっています。大正期にはすでに独立の住職を置かず省光寺の兼帯下にあったことがうかがえ、現在の「省光寺の管理」がこの時期まで遡って確認できます。時宗は鎌倉時代に一遍上人が開いた宗派で、磐田市内には金台寺のほか省光寺(見付)・西光寺(見付)などの時宗寺院があります。なお旧字名の蛭子森には、天竜川の渡船にゆかりを伝える諏訪神社が鎮座しており、金台寺はその近隣に位置します。

境内の閻魔像と奪衣婆像

磐田市観光協会の寺社散策マップ「磐田 中泉ありがた歩記」は、金台寺を無住の寺と紹介し、境内に閻魔と奪衣婆の石像があることを記しています。同マップでは磐田駅の南西、諏訪神社の近くに位置が示されており、『静岡県磐田郡誌』の記す旧地名「天龍字蛭子森」(諏訪神社と同じ字)と符合します。

公開資料の限界と確認順序

金台寺のように公開情報が限られる寺院では、県の宗教法人名簿、宗派公式名簿、郷土資料、現地の寺号標・碑文、寺院関係者の聞き取りの順に確認する必要があります。本文では、資料で確認できる事実だけを採用し、確認できない事項は「これから調べること」として残します。

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文化財・見どころ

現地確認資料

金台寺の境内・寺号標

2026-07-19までの現地写真整理で、金台寺の境内や寺号標など、所在地を確認するための資料が登録されています。建物の年代、石造物の銘文、指定文化財の有無は、今後の現地確認と公的台帳の照合が必要です。

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宗派と本尊を知る

金台寺は時宗として記録されます。本尊については「阿弥陀如来(『静岡県磐田郡誌』による。遠江四十九薬師霊場の札所尊は薬師如来です)」と記録されています。宗派や本尊は、葬儀・年回法要の作法、日々のお勤め、寺に伝わる行事を理解するための基本情報です。ただし古い郷土資料に記される本尊と現在の安置状況が一致するかは、寺院公式または現地で確認する必要があります。

時宗とは

時宗は、鎌倉時代の一遍上人(1239年〜1289年)を宗祖とする念仏の宗派です。一遍上人は伊予国(現在の愛媛県)の豪族・河野氏の出身で、生涯にわたり全国を歩いて「南無阿弥陀仏」の念仏の札を配り、鉦や太鼓に合わせて念仏する「踊り念仏」によって教えを広めたことから、「遊行上人」とも呼ばれました。念仏の札を配るこの営みは「賦算」と呼ばれます。

総本山は神奈川県藤沢市の清浄光寺で、正中2年(1325年)に4代呑海上人によって開かれました。遊行を終えた歴代の上人がこの寺に住したことから「遊行寺」と呼ばれるようになったと伝えられ、以来、時宗の中心道場となってきました。

教えの核心は、信じる・信じないの分別をも超えて、称える念仏そのものに救いがあるという徹底した念仏観にあります。檀家の法要も称名念仏を中心に営まれ、お盆や年回の法要ではともにお念仏を称えることが供養の中心となります。踊り念仏の伝統は、盆踊りの源流のひとつともいわれています。

参考: 一遍上人と藤沢(時宗総本山 遊行寺)時宗総本山 藤澤 遊行寺 公式サイト

薬師如来という仏さま

薬師如来は、正式には薬師瑠璃光如来といい、東方の浄瑠璃世界と呼ばれる浄土の教主とされる仏さまです。菩薩として修行していた時代に12の大願を立て、その中で人びとの病を取り除き、心身を安らかにすることを誓ったと経典に説かれています。誓いには、飢えや渇きに苦しむ人を救い、衣類の乏しい人に衣を施すことも含まれ、心と身体の両面から人びとを支える仏さまです。左手に薬壺を持つ姿が広く知られ、古くから「お薬師さま」の呼び名で親しまれてきました。

来世の救いを担う阿弥陀如来に対して、薬師如来は現世で救いの手を差し伸べる仏とされ、奈良時代(8世紀)から病気平癒や健康長寿を願う現世利益の信仰を集めてきました。脇には日光菩薩と月光菩薩が控え、昼も夜も絶え間なく人びとを見守ってくださると伝えられます。

薬師如来を本尊とする寺院では、家族の病気平癒や無病息災、厄除けの祈願が折々に営まれ、暮らしに寄り添う仏として大切にされてきました。お参りの際には、日々を健やかに送れることへの感謝を込めて手を合わせたいものです。

参考: お薬師様の十二大願(奈良薬師寺 公式サイト)ご本尊・薬師如来(薬師寺東京別院 公式サイト)薬師如来(新薬師寺 公式ホームページ)

05

地域とのつながり

金台寺の所在地である南部は、寺院の由緒を読むうえで欠かせない地域文脈を持っています。南部地区は、天竜川、原野谷川、旧村の水田地帯と集落が広がる地域です。寺院は二之宮、天竜、上大之郷、草崎、小島などに分布し、遠江四十九薬師霊場、旧村の地蔵堂、平重盛伝承など、地区ごとの信仰と歴史を反映しています。この整理では、金台寺を南部地区として扱うなど所在地に基づく分類を明確にし、古い地区表示が戻らないようデータ検証とあわせて整理します。

金台寺は、静岡県磐田市天竜110番地という現在の住所で整理されていますが、郷土資料では旧村名や字名で記録されることがあります。寺の歴史をたどる際には、現在の住所表示、明治期以降の町村合併、江戸期の村名、寺院本末関係を重ねて確認することが大切です。

今後は、創建年代・開基・沿革の確認(公開Web情報では確認できず。時宗宗務所の寺院名簿や磐田市誌の確認が必要)、山号の確認(霊場資料には「嶺松山」とあるが、これは管理寺院である見付の省光寺の山号と同一表記のため、金台寺自体の山号かどうか要検証)、本尊の確認(霊場資料の本尊欄は阿弥陀如来だが民間資料単独のため断定不可。札所本尊の薬師如来との関係も含め要確認)、磐田市指定文化財(書跡)「伝一遍上人六字名号」(所在地・見付)と市内時宗寺院(金台寺・省光寺・西光寺)との関係を確認することで、檀家・地域の記憶として残すべき事項をさらに補えます。公開資料で確認できない事柄は、伝承としても断定せず、現地や郷土資料で裏取りしてから反映します。

金台寺については、寺名・所在地・宗派のように名簿で確定できる事項と、創建・本尊・年中行事のように現地確認が必要な事項を分けて記録します。情報が少ない寺院ほど、未確認事項を空欄にせず、今後の確認先を明示することが檀家・地域の記憶を守るために重要です。

南部地区の寺院は、行政区分の変更によって古い資料と現在の住所が一致しないことがあります。旧村名・字名・本寺末寺の関係を照合することで、寺院が地域のどの集落と結び付いてきたのかを読み解けます。

金台寺(きんだいじ)の記述は、複数の資料を役割ごとに分けて確認しています。静岡県知事所轄宗教法人名簿(令和5年3月31日現在)では磐田市内の宗教法人として掲載。参照行: L9073(県サイト改編により2026年5月時点のアーカイブ版を参照)。日本各地の巡礼・巡拝霊場の紹介「遠江四十九薬師霊場」では第3番札所「嶺松山 金台寺(時宗・磐田市天竜)」、備考「省光寺の管理」、霊場の開創(享保10年の御詠歌現存・昭和52年奉賛会発足)を本文で確認。磐田市公式ウェブサイト「市指定文化財」では書跡「伝一遍上人六字名号」(所在地・見付)が市指定文化財であることを確認。ただし所蔵寺院名は一覧に記載がなく、金台寺との関係は未確認。『静岡県磐田郡誌』(静岡県磐田郡教育会編、1921年)472コマ・423コマでは国立国会図書館デジタルコレクション。由緒(472コマ)に遊行派・省光寺末・本尊阿弥陀如来・旧地名天龍字蛭子森、一覧表(423コマ)に山号嶺松山・文明4年9月創立・開山連阿・境内474坪・住職欄空欄。磐田市観光協会「磐田 中泉ありがた歩記」(寺社散策マップ)では金台寺を無住の寺と紹介し、境内の閻魔・奪衣婆の石像に言及。地図上の位置は諏訪神社近隣。こうした資料を重ねることで、寺院の所在地・宗派・由緒・地域文脈を一つの断定にまとめず、確認できる範囲と未確認の範囲を分けて読むことができます。

06

年中行事・参拝の手引き

参拝・法要で訪れる方へ

法要・墓参・年中行事の具体的な日程は、公開資料だけで断定せず、寺院または檀家関係者に確認してください。

調査中の項目
  • 創建年代・開基・沿革の確認(公開Web情報では確認できず。時宗宗務所の寺院名簿や磐田市誌の確認が必要)
  • 山号の確認(霊場資料には「嶺松山」とあるが、これは管理寺院である見付の省光寺の山号と同一表記のため、金台寺自体の山号かどうか要検証)
  • 本尊の確認(霊場資料の本尊欄は阿弥陀如来だが民間資料単独のため断定不可。札所本尊の薬師如来との関係も含め要確認)
  • 磐田市指定文化財(書跡)「伝一遍上人六字名号」(所在地・見付)と市内時宗寺院(金台寺・省光寺・西光寺)との関係を確認する
  • 所在地「磐田市天竜」の地名の由来と旧中泉地区との関係を調べる
  • 省光寺による管理(兼帯)の経緯・現況を確認する
  • 文明4年(1472年)創立の典拠(磐田郡社寺明細帳)の確認
  • 本尊阿弥陀如来と薬師霊場札所尊(薬師如来)の関係・薬師堂の有無の現地確認
  • 金台寺の法要・墓地・護持会・地域行事について、寺院公式・現地掲示・檀家関係者への確認が必要です。

行事の日程・受付は年により変わることがあります。最新の情報は寺院の公式情報または寺院へ直接ご確認ください。

07

よくある質問

金台寺の読み方は?

「きんだいじ」と読みます。寺院名の表記は資料により旧字体・別称を伴う場合があるため、本文では確認できる表記を併記します。

本文「この寺院について」を読む
金台寺の宗派は?

時宗として整理しています。宗派は県の宗教法人名簿や宗派公式情報を優先して確認します。

本文「宗派と本尊」を読む
金台寺の所在地は?

静岡県磐田市天竜110番地です。古い資料では旧村名や字名で記録される場合があるため、現在の住所表示と照合して読む必要があります。

本文「この寺院について」を読む
創建や由緒は確認できますか?

文明4年(1472年)9月(『静岡県磐田郡誌』時宗寺院一覧表による。開山は連阿)と整理されています。由緒に伝承が含まれる場合は、郷土資料や現地資料で確認できる範囲を本文に反映しています。

本文「歴史と背景」を読む
地域との関わりは?

金台寺は南部地区の寺院として、旧村名、街道、川、学校史、寺院本末関係などの地域史とあわせて読む必要があります。

本文「地域とのつながり」を読む
本尊は何ですか?

阿弥陀如来(『静岡県磐田郡誌』による。遠江四十九薬師霊場の札所尊は薬師如来です)と記録されています。ただし現在の安置状況は、寺院公式または現地確認での照合が必要です。

本文「宗派と本尊」を読む
情報が少ない場合はどう扱いますか?

公開資料で確認できない事項は推測で埋めず、未確認として残します。名称・所在地・宗派など確認済みの基礎情報を軸に、郷土資料や現地確認で補う方針です。

本文「この寺院について」を読む

08

写真で見る境内

金台寺の本堂正面
本堂・堂宇 金台寺の本堂正面。参道の先に建つ堂宇を主写真として掲載。
金台寺の参道入口と本堂
入口・石標 生け垣に挟まれた参道入口。札所案内板の先に本堂を望む。
金台寺境内の石仏群
石造物・手水 境内脇に祀られた石仏群。赤い前掛けを付けた地蔵像などが並ぶ。
遠江四十九薬師霊場第三番札所金台寺の案内板
説明板・案内板 「遠江四十九薬師霊場 第三番札所 金台寺」と記された案内板。
金台寺本堂正面の引き戸と扁額
本堂・堂宇 本堂正面の引き戸と扁額。「金台寺」の表記を確認できる。
金台寺の本堂前境内
境内全景 本堂前の境内と植栽。砂利敷きの境内から堂宇を眺める。
金台寺の堂宇側面外観
境内全景 境内側から見た堂宇の側面外観。瓦屋根と外壁の構成が分かる。
金台寺の瓦屋根と側面外観
本堂・堂宇 堂宇側面の瓦屋根と外壁。境内の管理表示板とあわせて記録。

09

出典・参考資料

  1. 行政・公的資料 静岡県知事所轄宗教法人名簿(令和5年3月31日現在)

    磐田市内の宗教法人として掲載。参照行: L9073(県サイト改編により2026年5月時点のアーカイブ版を参照)

  2. 民間二次情報 日本各地の巡礼・巡拝霊場の紹介「遠江四十九薬師霊場」

    第3番札所「嶺松山 金台寺(時宗・磐田市天竜)」、備考「省光寺の管理」、霊場の開創(享保10年の御詠歌現存・昭和52年奉賛会発足)を本文で確認

  3. 行政・公的資料 磐田市公式ウェブサイト「市指定文化財」

    書跡「伝一遍上人六字名号」(所在地・見付)が市指定文化財であることを確認。ただし所蔵寺院名は一覧に記載がなく、金台寺との関係は未確認

  4. 郷土資料 『静岡県磐田郡誌』(静岡県磐田郡教育会編、1921年)472コマ・423コマ

    国立国会図書館デジタルコレクション。由緒(472コマ)に遊行派・省光寺末・本尊阿弥陀如来・旧地名天龍字蛭子森、一覧表(423コマ)に山号嶺松山・文明4年9月創立・開山連阿・境内474坪・住職欄空欄

  5. 地域資料 磐田市観光協会「磐田 中泉ありがた歩記」(寺社散策マップ)

    金台寺を無住の寺と紹介し、境内の閻魔・奪衣婆の石像に言及。地図上の位置は諏訪神社近隣

  6. 宗派公式資料 時宗公式ページ 時宗寺院一覧(時宗宗務所)

    一覧掲載のみ。第17教区に「金台寺(コンタイジ)〒438-0075 静岡県磐田市天竜110」として掲載。由緒・本尊・行事の記載はない。読み仮名が公式では「こんたいじ」である点に注意。

  7. 現地確認 現地写真(2026年撮影)

    金台寺の所在地・境内・寺号標等の確認資料として参照

  8. 宗派公式資料 一遍上人と藤沢(時宗総本山 遊行寺)

    一遍上人の出自・生涯・踊り念仏・遊行の事績を確認

  9. 本山公式資料 時宗総本山 藤澤 遊行寺 公式サイト

    総本山清浄光寺(遊行寺)の概要と正中2年(1325年)開創を確認

  10. 寺院公式 お薬師様の十二大願(奈良薬師寺 公式サイト)

    正式名・東方浄瑠璃浄土・十二大願(病を除き心身安楽にする誓いを含む)を確認

  11. 寺院公式 ご本尊・薬師如来(薬師寺東京別院 公式サイト)

    来世の阿弥陀如来と対比した現世利益の性格、日光菩薩・月光菩薩、奈良時代以来の信仰を確認

  12. 寺院公式 薬師如来(新薬師寺 公式ホームページ)

    左手に薬壺を持つ像容と十二の願いの内容を確認

  13. 地域資料 三ヶ野七つ道|磐田市観光協会

    磐田市南部に残る東海道・鎌倉街道など複数の道の歴史を確認

  14. 行政・公的資料 磐田市公式サイト「磐田市の概要」

    磐田市域の歴史的背景、遠江国府・遠江国分寺・見付宿などの地域文脈を確認

  15. 行政・公的資料 磐田市文化財保存活用地域計画(令和6年9月)

    地区ごとの歴史文化のまとまり、文化財・未指定文化財の整理方針を確認

  16. 公的機関資料 宗務行政の概要(文化庁)

    宗教法人制度と宗教年鑑の位置づけを確認

  17. 法令 宗教法人法(e-Gov法令検索)

    宗教法人の制度上の位置づけを確認

For Families

このお寺が菩提寺のご家族へ

菩提寺の名前や場所が確認できたら、それだけで終わりではありません。

法要やお墓について、家族の中で誰が情報を持っているのかも確認しておくと、将来困ることが少なくなります。親が元気なうちに、次のことを家族で確認しておくことをおすすめします。

  • お墓の場所
  • 墓地の区画
  • 次回の法要
  • 仏壇の場所
  • 位牌の有無
  • お寺からの連絡を受ける人
  • お寺の連絡先
  • 墓や仏壇を将来誰が引き継ぐか
  • 実家の名義
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