見付地区・現存
西光寺
さいこうじ
西光寺は磐田市見付にある時宗の寺院で、山号は東福山です。寺院公式サイトによれば文永2年(1265年)の開創で、時宗開祖の一遍上人を開山と称し、本尊は阿弥陀如来です。徳川家康ゆかりの中泉御殿の表門を移築した表門など、7件の磐田市指定文化財を有します。
別称・関連名称東福山/東福山西光寺
01
この寺院について
西光寺は磐田市見付にある時宗の寺院で、山号は東福山です。寺院公式サイトによれば文永2年(1265年)の開創で、時宗開祖の一遍上人を開山と称し、本尊は阿弥陀如来です。徳川家康ゆかりの中泉御殿の表門を移築した表門など、7件の磐田市指定文化財を有します。
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歴史と背景
創建と一遍上人
寺院公式サイトによれば、西光寺は文永2年(1265年)に真言宗の寺として開創されたと伝えられます。弘安年間(1280年頃)に時宗の開祖一遍上人が当寺を訪れて本尊の開眼法要を勤めたことから、一遍上人を開山と称しています。市指定文化財の「伝一遍上人六字名号」は、この一遍上人とのゆかりを伝える書跡です。
東福門院と山号の由来
寺院公式サイトによれば、2代将軍徳川秀忠の娘で後水尾天皇の中宮となった東福門院(源和子)が元和6年(1620年)に当寺と関わりを持ち、守り本尊の木造地蔵菩薩立像と木造阿弥陀三尊立像を寄進し、「東福山」の山号を与えたと伝えられます。堂宇の造営にも援助があったとされます。
中泉御殿表門の移築
磐田市観光協会の資料によれば、徳川家康が造営した中泉御殿は寛文10年(1670年)に廃止され、その表門が見付の西光寺に、裏門が中泉の西願寺に移築されました。門は薬医門の様式で、簡素な彫り物が施され、桃山から江戸初期の様式に見合う意匠が見られると解説されています。この表門は平成17年11月21日に磐田市指定文化財(建造物)に指定されています。
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文化財・見どころ
西光寺表門
平成17年11月21日指定。磐田市観光協会の資料によれば、寛文10年(1670年)に廃止された中泉御殿の表門を移築したもので、薬医門の様式です。
薬師如来坐像
平成17年11月21日指定。寺院公式サイトでは平安時代の作と紹介されています。
持蓮華
平成17年11月21日指定。寺院公式サイトによれば3本のうち2本は奈良国立博物館所蔵とされます。
伝一遍上人六字名号
平成17年11月21日指定。時宗開祖一遍上人の筆と伝えられる六字名号です。
新勅撰和歌集
平成17年11月21日指定。寺院公式サイトでは鎌倉時代の写本と紹介されています。
西光寺大クスとナギの木
平成17年11月21日指定。寺院公式サイトでは大クスは樹齢約500年と紹介され、ナギの葉は裂けにくいことから縁結びの信仰と結びつけられています。
西光寺のイヌマキ
平成17年11月21日指定。寺院公式サイトでは樹齢約250年のマキの木として紹介されています。
04
写真で見る境内
初回訪問後に掲載します。
05
出典・参考資料
- 行政・公的資料 静岡県知事所轄宗教法人名簿(令和5年3月31日現在)
磐田市内の宗教法人として掲載。参照行: L9077
- 寺院公式情報 時宗 東福山 西光寺の歴史や文化遺産(寺院公式サイト)
文永2年(1265年)開創、一遍上人開山、本尊阿弥陀如来、東福門院(源和子)による寄進と山号下賜、遠江四十九薬師霊場第48番、市指定文化財各件の解説を本文で確認。
- 行政・公的資料 市指定文化財|磐田市公式ウェブサイト
西光寺表門・薬師如来坐像・持蓮華・伝一遍上人六字名号・新勅撰和歌集・大クスとナギの木・イヌマキの7件が平成17年11月21日指定であることを一覧本文で確認。
- 行政・公的資料 磐田市観光協会「中泉ありがた歩記」(PDF)
中泉御殿が寛文10年(1670年)に廃止され、表門が見付の西光寺へ、裏門が西願寺へ移築されたこと、薬医門様式であることをPDF本文で確認。