見付地区・現存
善導寺
ぜんどうじ
善導寺(玉光山稱名院善導寺)は磐田市見付にある浄土宗の寺院で、南北朝時代の応安年間の開基と伝わります。もとは中泉(現在の磐田駅北口前)に境内を構えていましたが、駅前開発に伴い昭和42年(1967年)に現在地へ移転しました。旧境内に残る推定樹齢700年の大樟は静岡県指定天然記念物で、磐田駅前のシンボルになっています。
別称・関連名称玉光山稱名院善導寺
01
この寺院について
善導寺(玉光山稱名院善導寺)は磐田市見付にある浄土宗の寺院で、南北朝時代の応安年間の開基と伝わります。もとは中泉(現在の磐田駅北口前)に境内を構えていましたが、駅前開発に伴い昭和42年(1967年)に現在地へ移転しました。旧境内に残る推定樹齢700年の大樟は静岡県指定天然記念物で、磐田駅前のシンボルになっています。
02
歴史と背景
創建
静岡教区浄土宗青年会の寺院紹介では、開山上人を善蓮社岌誉照山廊道上人、開基年次を応安6年(1373年)と記しています。一方、現地案内板をもとにした郷土サイトには、応安4年(1371年)に旭光房が浄土宗の祖師・善導大師の像を背負って当地を訪れた際に開かれたと伝わる、との記述もあり、創建年には資料により幅があります。寺宝としては弥陀三尊・善導大師・法然上人の各立像と、元禄2年(1689年)に絵師の宗春・輝信兄弟が描いた大涅槃絵軸が伝えられています。
駅前開発による移転と大樟
善導寺は長く現在の磐田駅北口前(中泉)に境内を構えていましたが、駅前の開発工事に伴い昭和42年(1967年)に見付(東大久保)へ移転しました。境内にあった推定樹齢700年の大樟は移転させることが現実的でなかったため旧地に留まり、昭和34年(1959年)4月14日に静岡県指定天然記念物「善導寺の大樟」に指定されています。県の文化財資料では目通り8.20メートル、高さ28メートル、所有者は磐田市と記されています。大樟は現在も磐田駅前のランドマークとして親しまれています。
03
文化財・見どころ
善導寺の大樟(善導寺大クス)
旧境内地である磐田駅北口前(中泉)に立つ推定樹齢700年のクスノキ。昭和34年(1959年)4月14日指定で、県の文化財資料では目通り8.20メートル、高さ28メートル、樹勢旺盛と記されています。現在の所有者は磐田市です。
04
写真で見る境内
初回訪問後に掲載します。
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出典・参考資料
- 行政・公的資料 静岡県知事所轄宗教法人名簿(令和5年3月31日現在)
磐田市内の宗教法人として掲載。参照行: L9065
- 宗派公式資料 静岡教区浄土宗青年会「143 善導寺 磐田市見付」
山号院号(玉光山稱名院)、開山善蓮社岌誉照山廊道上人、開基応安6年(1373)、寺宝(弥陀三尊・善導大師・法然上人各立像、大涅槃絵軸=元禄2年・宗春輝信兄弟筆)を確認
- 宗派公式資料 浄土宗 寺院検索「善導寺」
浄土宗寺院であること、所在地(磐田市見付1番地10号)を確認
- 行政・公的資料 しずおか文化財ナビ「善導寺の大樟」(静岡県公式)
県指定天然記念物、指定日1959年4月14日、所在地磐田市中泉596、目通り8.20m・高さ28m・樹勢旺盛、所有者磐田市を確認
- 民間二次情報 静岡県:歴史・観光・見所「善導寺の大樟(磐田市)」
応安4年(1371)旭光房開山の伝承、昭和42年(1967)の見付東大久保への移転(磐田駅前開発工事に伴う)、大樟が旧地に残った経緯、遠州一姫・福地蔵第8番札所との記載を確認(典拠は磐田市教育委員会の現地案内板と明記)